群馬太田大光院
大光院呑龍様「創建400年」
- 「子育て呑龍」で知られ、
今年で創建400年となる
太田市金山町の大光院。 - 太田桐生インターから近く、
緑豊かな金山の南麓にあります。
- 大光院は正式名を「義重山新田寺大光院」と言い、
慶長18(1613)年、
徳川家康が祖先の新田義重
を追善供養するため、
芝増上寺の呑龍上人に開山を命じて
創建した浄土宗の寺院です。 - 地元太田市はもちろん、
新年の初詣では安産祈願、
お宮参り、七五三、成人式と言った
子供が成長過程にたどる
人生の通過儀礼にも
呑龍様は厚い信仰を集めています。
- 呑龍様で誕生した赤ちゃんに
お名前を付けてもらう
ご両親も多くいらっしゃるほど。
呑龍様がお子様の名付け親という方は
多いのではないでしょうか。 - いずれにしても、地元で育った人々にとって
呑龍様への想いは特別なものと言えそうです。
大光院が「子育て呑龍」親しまれるようになった理由
- 江戸時代 当時周辺農村で
貧しさゆえに子どもが
「間引き」されていることを
呑龍上人が悲しみ、訓戒して回りました。 - しかし効果はなく、
考え抜いた末に子どもたちを7歳まで
弟子として引き取って
寺の費用で育てることにしたそうです。
- さらに当時の大光院は、
講義・説法を熱心に説く
呑龍上人の高い教養を慕って、
僧侶が1000人以上
大光院に集まり寺運は
隆盛をきわめたと伝えられています。
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