目に青葉 山ホトトギス 初鰹
- 新緑の季節の定番として、
青葉…といえば、やはり、この句。
初夏の到来に、心弾む様子が
伝わってくるようですね。
- 皆さまも、一度は聞いたことが、
あるのではないでしょうか?
この句は、松尾芭蕉にも
影響を与えた山口素堂の俳句です。
- 原型は、
「目には青葉 山郭公 初松魚」となります。
通常は、語呂よく「目に青葉」。
- 山郭公の「郭公」は、
1000年くらい前から
「ほととぎす」と
読まれていたそうですが
今、現在では「かっこう」と
読まれています。
- 初松魚と書いた初鰹は、
今も結納のお膳のおめでたい
お供え物「松魚料」として
その名残を残しています。
- 南方の海から北上してくる初鰹は、
この句が読まれた江戸時代、
初物として珍重され、
縁起の良い魚として大人気でした。
初鰹のお話
- では 何故 鰹は縁起が良い!
と言われるようになったのでしょう?
鎌倉時代の故事に由来する
そのお話を、館林駅前舟木亭が
ご紹介いたします。
- 天文六年の夏のこと。
北条氏綱が、小田原沖で
鰹釣りを見物していた
丁度その時、船の中に一尾の鰹が
勢いよく跳ねあがって、
飛び込んで来ました。
- この突然のハプニングに、
氏綱は、
「これは戦に勝つ魚(かつうお)が舞い込んだ」
と大変に喜びました。
- この吉兆に勇気を得て、
その後 苦戦が予想された
武州との戦にも大勝利を
あげることができたことから
以来、鰹は勝つ魚(鰹)という
縁起の良い魚とされる様になりました。
- 時を経て、鰹は縁起の良さと
初物を珍重する江戸時代の人々に、
初鰹と呼ばれ大人気になります。
- 通常は、初物を食べると
寿命が75日延びる。と
言われていましたが、
初鰹は、その美味しさから、
75日の十倍、750日延びる
とまで評判となり、
当時は、初物!縁起もの!
の「初鰹」を味わおうと、
長い行列ができたそうです。
六月の限定!大皿初鰹と
上州牛しゃぶしゃぶ、上州牛すき焼きのコース
- 当店では六月限定で、
ご予約当日に仕入れる
初鰹まるごと一尾を、
たっぷりの香味野菜と
当店自慢のポン酢で
お召し上がり頂くように、
お刺身にして、
30センチを超える大皿にて
ご提供させていただきます。
- 黒潮に乗ってやってくる初鰹。
その素晴らしい香りと
味わいをお楽しみください。
ほかにも、大皿初鰹のお刺身の後に、
上州牛しゃぶしゃぶ又は
上州牛すき焼きを
ご堪能いただけるコースを
3名様より
ご用意させていただきます。
ご予約をお待ちしております。
- 大皿初鰹と上州牛しゃぶしゃぶ
上州牛すき焼きコース
お一人様6480円
- 大皿初鰹のみ
お一人様4320円
- 豪快に、初鰹を頬張れば、
初夏の父の日の
うれしいごちそうに
なりそうですね。
お父様にもきっと
ご満足いただけると思います。
- 父の日のお食事に、
館林駅前 舟木亭の旬の味覚!
初鰹をお楽しみください。
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