群馬県下仁田町
- 下仁田町は群馬県の南西部に位置する
山間の町。南には南牧村、神流町、藤岡市
及び甘楽町、北には安中市、東に富岡市、
西に長野県佐久市及び軽井沢町があり
町内には清らかな鏑川が流れます。
古くは関東と信州を結ぶ
街道により栄えた歴史ある街。
- 現在は平均気温12°という
涼しい気候と山間部の傾斜地を様々な
工夫によりこんにゃくの
耕作地として活かし、平坦地での
栽培も可能となった現在
世界的に注目を集める
ヘルシーフードであるこんにゃくの
街として知られています。
- 毎年11月から2月に旬を迎える
下仁田ネギの栽培は江戸中期から始まり
200年以上の歴史があります。
当時から旗本大名がお取り寄せするほど
美味しいと評判だったことから
下仁田ネギは別名「殿様ねぎ」ともよばれ、
鍋料理には欠かせない高級食材です。
- 2014年に世界文化遺産に
登録された下仁田町の「荒船風穴」は、
明治38年、地元の養蚕農家の
庭屋静太郎により建設された蚕種貯蔵施設です。
自然のエネルギーを巧みに利用しながら、
環境に負荷をかけない産業システム。
今も荒船風穴を吹き抜ける冷風は、
現代に生きる私達に先人の優れた
知恵と自然との共生の
大切さを教えてくれます。
下仁田町観光スポット
虻田福寿草の里
- 福寿草の里は、早春の訪れを告げる
福寿草と3月上旬に見頃の紅梅が
楽しめる癒しの里。
開園期間中は地元農産物や
福寿草の鉢植えなどの販売のほか
梅の枝プレゼントと
温かいお茶が振る舞われます。
開園期間 2月中旬~3月下旬
開園時間 午前9時から午後4時まで
協力費 大人300円 小学生100円
小学生未満 無料
駐車場 無料(2ケ所)
さくらの里
- 下仁田町の「県立森林公園さくらの里」は、
妙義山の南面、山麓斜面一帯に広がる
45種5,000本のソメイヨシノが
植栽されており、約47haの園内を鮮やかに
咲き誇ります。園内は歩道や広場が
整備されているのでゆっくりと歩きながら、
お花見を楽しむのがお薦めです。
- 4月中旬から5月中旬にかけて、
さくらの里園内に植えられたミシマザクラ、
ヨウキヒ、コトヒラといった珍しい品種から
カンザン、フゲンゾウなどの八重さくらも
代わる代わる咲き続け、毎年多くの人が
美しい景観を楽しみに訪れています。
- さくらの里へ車のアクセス
上信越自動車道下仁田ICから
国道254号中小坂信号右折
約30分
上信越自動車道松井田妙義ICから
行田丁字路右折
約30分 - さくらの里へ電車のアクセス
JR高崎駅から上信電鉄下仁田駅下車
タクシー 25分
JR高崎駅から信越線 松井田駅下車
タクシー 30分
妙義山
- 妙義山は、赤城山、榛名山とともに
上毛三山に数えられ、
群馬を代表する山の1つ。
また、荒々しい岩肌が創り出す
自然景観の美しさが特徴です。
- そして「妙義山」は、
いくつもの峰々の総称です。
金洞山、白雲山、金鶏山を通称
「表妙義」と言い、
谷急山、丁須の頭、御岳等を通称
「裏妙義」と呼んでいます。
妙義山の標高は、白雲山相馬岳の
1,104mが最高峰なので、
気軽に登れる「石門めぐり」や
十分に自然を満喫できる
「関東ふれあいの道」
そして体力と経験と度胸が必要な
「山頂縦走」など
様々な登山コースが楽しめます。
- 妙義山の南麓に広がる「さくらの里」は、
45種類、5,000本のさくらが
楽しめる観光名所。
4月中旬から5月上旬にかけてが
見頃なので、登山と花見の両方を
楽しんでみるのもおすすめ。
妙義山の自然と眼前に広がる
関東平野の景色はとても爽快です。
- 「妙義」の名前の由来は、
後醍醐天皇に仕えた権大納言長親卿が、
この山の眺めを
「明々巍々(めいめいぎぎ)である」と
いったことから「明巍」と名付けた事が、
後に「妙義」となったと言われています。
「明々巍々(めいめいぎぎ)」とは、
とても大きく高くおごそかで威厳に
満ちているという意味です。
現代の私たちが妙義山を仰いで見ても
まさにその通り。言い得て、妙ですね。
神津牧場
- 神津牧場は明治20年に開設した
日本で最初の洋式牧場。
妙義荒船佐久高原国定公園内の
標高1,000メートルの高原にあります。
上州の山並みが見渡せるのどかな風景には、
広い高原をわたる爽やかな風と
牧場で青い草を食むジャージー牛や
馬の牧歌的な風情が広がっており、
神津牧場の定番ソフトクリームとともに
多くの人々に親しまれています。
- 神津牧場へのアクセス
<電車でのアクセス>
JR高崎駅から上信電鉄により約60分
下仁田駅下車、タクシーで約40分
<車でのアクセス>
上信越道下仁田ICから約50分
姫街道もみじライン
- 県道下仁田軽井沢線は
古くから親しまれている紅葉の景勝地。
ひんやりとした空気に映える、
燃えたつような約1000本の
イロハモミジの
紅葉はまるで錦絵の様ー。
毎年11月中旬に見頃を迎えます。
姫街道もみじラインは
地元のボランティアが中心となって
現在も大切に管理が行なわれています。 - 11月初旬の日曜日には
姫街道もみじまつりが開催されます。
珍しいもみじ鍋試食サービスなどの
イベントが行われてます。
- 姫街道もみじラインへのアクセス
場所: 県道下仁田軽井沢線〈43号〉
本宿から軽井沢の間
- <車でのアクセス>
上信越自動車道をご利用の場合
下仁田ICから車30分
○碓氷軽井沢ICから車15分
下仁田町祭りイベント
- 神津牧場花祭り
遅い春の訪れを待って開催される
神津牧場の花祭り。
5月中旬、北海道の桜と時を同じくして、
堰をきったように様々な花が、
標高1000メートルの神津牧場に
一斉に咲き始めます。
長い冬を越えて牧草地に
解き放たれた牛達も
芽を吹きはじめた草を食むこの時期。
爽やかな風を感じながら、
牧場のならではの
手作りソフトクリームを味わってみませんか。
- 下仁田こんにゃく夏祭り
下仁田市街地にある「こんにゃく広場」で
毎年開催される夏祭り。
盆踊り、御輿、ステージでの様々なイベント、
花火の打ち上げ(PM8時半から)が行われます。
懐かしい盆踊りはどなたでも参加できますので、
気軽に楽しんでみてはいかがでしょう。
地元名産のこんにゃくの無料サービスや
手作り体験(要予約)も予定されています。
下仁田町歴史、文化
- 下仁田町は大部分が山腹の複雑な傾斜地。
点在する段々畑で農業が営まれており、
古くから豊かな自然に恵まれた農山村として
発展したことがうかがえます。
また、近代に入ると関東と信州を結ぶ
街道により交通の要衝として栄えた
歴史ある町として重要な役割を果たしました。
- 昭和30年、
旧下仁田町・馬山村・小坂村・西牧村・青倉村の
5町村が合併し、さらに、翌31年、南牧村の
一部であった下郷地区が合併して
下仁田町が誕生しました。
最近ではJR高崎駅から上信電鉄で約60分、
東京からは、平成5年上信越自動車道が
開通したことにより、約1時間20分で結ばれて
観光客や地元の人に利用されるようになりました。
長野県佐久市及び軽井沢町にも程近く、
観光の交通アクセスに便利な街として
これからも発展が期待できそうです。
下仁田町自然、産業
- 下仁田町東部に鏑川流域の
小規模な平野が形成され、
美しい山並みや清らかな渓流など、
総面積のうち約85%が山林及び
原野で構成されてます。気候は冷涼で、
年降雪量は県の中でも少ない
土地として知られ、古くから
こんにゃく芋をはじめ、
下仁田ネギの栽培などが盛んに
行われてきました。昭和に入って
皇室への献上や上毛かるたに
「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と
詠まれていることから
そのおいしさも世に
広く知られるようになりました。
下仁田町特産品
下仁田町宿泊施設
下仁田町アクセス
下仁田町役場
- 〒370-2601 群馬県甘楽郡下仁田町大字下仁田682
TEL:0274-82-2111 FAX:0274-82-5766
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