群馬県太田市
- 太田市は「鶴舞う形の群馬県」
首にあたる地域。南に利根川を臨み、
北東に渡良瀬川が流れます。
その間の平野は肥沃な大地で、
古くから農業が盛んに行われてきました。
「子育て呑龍」の大光院は
徳川家康が先祖とする
新田義重を祀るための
寺院である事でも知られ、
市内には幕末の志士、
高山彦九郎生家のほか
金山城跡や多くの史跡が存在し、
太田市北部運動公園の春の芝桜や
秋から冬のイルミネーションといった
見どころが満載です。
- 現在、北関東自動車道
太田桐生インターが開設され、
ビジネス、観光ともに
太田市街へのアクセスが
一層便利になり、日本を代表する
様々な企業が太田市に拠点を設けているほか
太田イオンモールといった
大規模ショッピング施設も誕生しました。
さらに太田市は北関東随一の工業都市。
自動車ブランド「スバル」の
富士重工業の企業城下町としても有名です。
太田市観光スポット
歴史・文化遺産
- 史跡金山城跡
「日本100名城」の一つとして
数えられている金山城。
文明元年(1469)に新田一族の
岩松家純によって築城。
石垣や石敷きが多様されており、
戦国時代の関東にはないとされていた
本格的な石垣が組まれていた
貴重な遺産とされております。
県内で初めて国の史跡指定を受けております。
- 矢太神水源(やだいじんすいげん)
利根川につながる石田川の源流で、
湧水点では水中から湧き水が噴き出る
光景がご覧いただけます。
湧き水の美しさから
「ホタルの里公園」として整備されております。
- 重殿水源(じゅうどのすいげん)
利根川につながる大川の源流。
国の指定史跡である「新田荘遺跡」の一部。
- 反町館跡
新田義貞が居住したとされる館で、
大舘氏明の館跡ともいわれている。
今も堀には水を張っており、
かつての様子を再現しております。
春になると桜や藤棚の名所として
近隣の方々に愛されております。
- 江田館跡
群馬県太田市世良田郷を支配する
新田氏の一族で、新田義貞の挙兵に従った。
江田行義の住んでいた城跡。
反町館跡とほぼ一緒に築城された。
群馬県指定史跡にも選ばれている。
- 新田荘歴史資料館
薬師公園内にある資料館。
隣接する「長楽寺」に伝わる
文化財を中心に、
群馬県東毛地区の歴史資料が
展示されております。
お寺&神社
- 金龍寺
金山城主横瀬氏の菩提寺。
歴代金山城主の五輪塔や
新田義貞の供養塔があり、
市の重要文化財に指定されております。
秋には金山の紅葉が楽しめるスポット♪
- 大光院
金山の南側に建立された大光院。
群馬県では有名な上毛カルタにも
掲載されております。
「太田金山子育て呑龍」と言われているため、
お宮参りや七五三のお祝い、
元旦の初詣・成人式などのお祝いにも
人気の太田では有名なスポットとなっております。
「呑龍」の由来は開山した
呑龍上人から来ています。
上州太田七福神の一つにもなっており、
弁財天を祀っております。
- 生品神社
新田義貞が鎌倉攻めをする際に
旗揚げをされたといわれる神社。
挙兵が行われた5月8日にちなんで
毎年この神社で鏑矢祭
(かぶらやまつり)が行われております。
生品神社は新田義貞の
産土神(うぶすながみ)と言われております。
産土神とは、神道において本人が
生まれる前から亡くなった後に
まで守護してくれる地元の神様の事。
その人が生まれた土地の守護神を指します。
- 世良田東照宮境内
三代目将軍徳川家光により
建立された東照宮。
日光東照宮の元社殿(もとしゃでん)や
宝物を移築された東照宮です。
ちなみに東照宮とは、江戸幕府
初代将軍徳川家康を神格化した
東照大権現を祀った場所の事。
世良田東照宮では、
拝殿・唐門・本殿・鉄燈籠、宝物として
太刀や棟札が国の重要文化財として
指定されております。本殿彫刻は
家康が愛した左甚五郎が手掛けており、
中でも有名なのが、
狩野探幽画伝「巣籠りの鷹」です。
家康公の趣味であった鷹狩を
彫刻にして表した作品。
親の鷹が3匹のひな鳥を大切そうに見つめ、
成長を見守っています。
家族愛や家内安全・子孫の繁栄を
表した作品ということで、
世良田東照宮では七五三のお祝いや
お宮参りのお祝いなどでも
人気のスポットとされております。
春にはきれいな桜の有名スポットでもあります。
公園&自然
- 三日月村
江戸時代の田舎町を再現したテーマパーク。
ドラマなどの撮影で使われるなど
幅広く利用されております。
最近ではドラマ「JIN~仁~」で
使われたようです。
- ぐんまこどもの国
広大な敷地に520Mを滑り降りる
サマーボブスレーが設置されており、
週末は親子連れや様々な
イベントで賑わいます。
HPにて「http://gunma-kodomonokuni.jp/」
駐車場の混雑予想がご覧いただけます。
四季の様々な移り変わりの中で
発見できる自然豊かな太田市を
お楽しみ頂ける施設です。
特産品・名物
- 小玉スイカ
夏には何故か食べたくなる
風物詩、スイカ。
熱い季節にたっぷりの水分と
ミネラルを含んだスイカは、
夏の健康管理にぴったり♪
太田市の小玉スイカは
ただ単純に小さくしたわけではありません。
品種改良を重ねて、
小さなサイズの中にブランド食材を
感じさせる濃い甘味が凝縮されております。
せっかくの大きなスイカでも
一度切ってしまったら、日に日に
乾いてしまい本来の旨みも半減。
太田市の藪塚小玉スイカは、
小さいことで冷蔵庫にも収納しやすい♪
食べきりサイズなので食べたいときに
おいしいを届けられる
商品に生まれ変わりました♪
- やまと芋
やまと芋の生産量が日本一の地域、太田市。
そんな太田市でも尾島町が
その85%を占めております。
やまと芋は乾燥に弱く
肥沃な土壌での栽培が不可欠です。
太田市の尾島町では利根川からの
恵みが流れ込む水はけのよい土地があります。
地元の方の努力と地の利によって
研究を重ねられて生まれたのが
やまと芋なのです。
やまと芋には良質なたんぱく質が
多く含まれており、
「畑のうなぎ」と呼ばれていました。
やまと芋の特徴でもあるネバネバ。
この強さは箸でも持ち上げられるほど。
ネバネバの中にはムチンという
栄養が含まれております。
ムチンには胃の粘膜を保護したり
タンパク質を効率よく吸収してくれるので、
疲労回復に効果があります。
他にも、細胞活性化や
抗ウイルス作用などがあります。
- やきまんじゅう
群馬県の郷土料理の一つです。
甘じょっぱいタレにやわらかい
ふわふわな饅頭を漬け込み串に刺してある
饅頭を頬張ります♪
通常は中にはアンのない蒸し饅頭を
使いますが地方によって
様々な焼きまんじゅうが存在致します。
是非、群馬県へお越しの際には
お召し上がりください♪
太田市祭りイベント
1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|
おおたイルミネーション八王子山公園・市役所本庁舎イルミネーション・群馬交響楽団ニューイヤーコンサート・太田ダンスフェスタ | 各種ミュージカル講演・刀剣展示会 | 防火ポスター展示会・生涯学習振興会・無料古本市 |
4月 | 5月 | 6月 |
---|---|---|
企画展・太田八王子公園芝桜祭りポプラ祭り | 関東山野草展大光院・園児たちによる鯉のぼり展示市役所庁舎 | 金婚・ダイヤモンド婚記念式典・太田吉沢ゆりの里 |
7月 | 8月 | 9月 |
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新田プール開園・京風七夕飾り展示 ・カルトピア七夕コンサート | おおたんの史跡探検スタンプラリー・太田夏祭り | 地区運動会・ |
10月 | 11月 | 12月 |
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太田松茸道中・おおたイルミネーション | 太田菊花大会・RC航空ページェント | 大学JAZZフェスティバル・ 全日本実業団対抗駅伝競走大会~ニューイヤー駅伝~ |
太田市歴史、文化
- 大光院と呑龍上人
大光院は慶長18年(1613年)の
春に徳川家康によって家族の繁栄と
新田義貞を追善供養するために
開かれた浄土宗のお寺です。
開山には、芝増上寺の観智国師
(かんちこくし)の門弟で
四哲の一人でもあるといわれていた
呑龍上人が迎えられました。
- 新田義貞の活躍
新田義貞は正安3年(1301年)に
新田氏の8代目として生まれました。
元弘3年(1333年)三月、
後醍醐天皇より受けた論旨によって
幕府が派遣した楠木正成追討軍を
密かに抜け出て帰国しました。
義貞は当時の幕府であった
鎌倉幕府討幕の為、新田庄の
生品神社で挙兵をしました。
挙兵時は150騎程でしたが、
軍を進めるに従いその数を増やし
有名な3つの戦い
(小手指原の戦い、久米川の戦い、
分倍河原の戦い)で幕府軍を破りました。
太田市アクセス
- お車ご利用
関越自動車道
東松山ICより約50分
東北自動車道
館林ICより約30分
佐野藤岡ICより約40分
北関東自動車道
太田桐生ICより。 - 鉄道のご利用
東武伊勢崎線
特急両毛号にて浅草駅より75分
JR高崎線熊谷駅よりバスで約50分
太田市役所
太田市役所 HP
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